MODEL−GALLARY
■RX−79【G】陸戦型ガンダム第09MS中隊重装備型

■作品名■
RX−79【G】陸戦型ガンダム
第09MS中隊重装備型

■使用キット■
「HG 陸戦型ガンダムvsザクU」より陸戦型ガンダム(本体)
「HG 陸戦型GM」より陸戦型GM(脚部)
「FG RX−78ガンダム」(シールド)

■制作期■
2002年、夏

■備考■
2002年、イエローサブマリン三ノ宮店で行われたガンダムプラモデルコンテストにて優勝

■コメント■
模型コンテストのビラを見た後で急遽作っていった作品です。
当時、プラモデルの方はかなりブランクがあり、制作が結構難攻しました。
1年ほどブランクありましたね。コイツのまえに作ったのが
HGメカニクスのGP03−Dでしたから・・・しかも素組みで・・

胸部ブロックアップ。
制作前にホビージャパン2000年、8月号「陸戦ガンダムバリエーションズ」を(夏休みの家族旅行中に)かなり見てから制作しました。
その影響として、胸部の刻印、増加装甲、肩部のボールジョイント換装(後に掲載)などが再現されています。
この頃はまだまだ塗装の技術が未熟だったので、塗膜が厚ぼったくなっています。
まあ、これも重装甲故のこととご了承ください(謎)

1/144の分際で手が可動します。人差し指から親指まで可動します。少し昔の1/100キットでも親指までは可動しません。
これは当然、スクラッチしたものではなく買ってきたものです。WAVE社の「F・ハンド」というものです。
(ちなみに手の甲の装甲は陸戦ガンダム付属のものです。「F・ハンド」にはついてません。「F・ハンド」組み上げると装甲無しの手のひらが出来上がります)

こんなものが売られているなんて、良い時代になったものだなあ・・・と感動しつつ取り付けました。
さまざまな表情付けが可能な点がすばらしい反面、少し保持力に欠けるのが残念ですね。
これは「角型」(全体的に角々してるでしょ?)ですが同じシリーズで「丸型」というのもあります。
連邦系には「角型」、ジオン系には「丸型」というのが通例なようです。
でもガンキャノンの指は丸いですし・・・・
ようするに臨機応変にしろということです。ハイ。(謎)

脚部ユニットです。連邦がドムの熱核ホバーエンジンのプランを入手して作った・・・という設定なのでスタスターやバーニアなどを多めに取り付けてあります。足自体は陸戦型GMのものです。陸戦ガンダムのものは何かひ弱に見えたので・・(汗
で、どうやって左右の幅を広げたかなんですが・・・えぇ・・今思えばよくこんなマネが出来たなと・・。実はこれ、プラパテ(ラッカーパテ)を盛って作ってあるんですよ。プラパテというと厚盛り出来ない(ヒケが生じる)ので、普通はシンナーで溶いて「溶きパテ」として金属の鋳造表現を再現したりするのに使いますが、当時の僕はそんなことは知らず、愚かにも「パテなんてみんな同じだろ」と思って、1番安いプラパテを買って来て盛り付けたわけです。盛り付けて乾く前にその上からさらにプラ版を張っつけて丸1日・・・。当然の如く、ヒケまくっています。で、僕は何が起こったのかわからず、「渇きが悪いな?」とか言いながら、覆っているプラ版に画鋲で穴を開けました。何個も・・。そうすれば乾きが早くなるだろうと思い・・。結果として次の日には固まっていました。まあ、ヒケて、そこらじゅうぼこぼこになっているわけですから、そのボコ部にさらにプラパテ補充!さらに1日待つ。固まってから周りのプラ版に高さをあわせるためにまた補充 !!1日経って固まる。流石に面倒くさくなってきて、今度は固まったプラパテの上からプラ版を張って・・隙間をまたプラパテで埋めて(ここはまだ正常な使い方だと思う・・・(汗)ようやく完成・・。プラパテ2個くらい使ったような気がします。パテとプラ版と金と時間の無駄遣いです。その作品完成後、ポリパテやエポパテの存在を知りました・・・(泣)これらのパテは固まってもヒケないんですよね・・。
シールドです。シールドはFG RX−78ガンダムのものをほぼそのまま使用しています。変更点といえば、十字を切り落としてプラ版による増加装甲に換装。保持部をプラ棒に換装、右手に差し込み方式で取り付けてある・・といったところですね。ちなみにプラ棒の接続基部にもプラパテが大量に使用されてます(汗

肩アーマーです。ここにも増加装甲が施されています。今までと同じようにプラ版を張ってあるだけです。画鋲で刺して鋳造表現を施したりもしました。胸部ブロックの方に見えてるのは増加バルカン砲です。左右に2門ずつ、計4門装備されています。これはプラ版の箱組に銅パイプを使って作りました。
どこから給弾するのか、とかは言わないでください(汗

腕の接続部分です。一度ピン(?)を切り欠いてボールジョイントに変更してあります。その結果、1/144にもかかわらず両肩がここまで前後にスイングさせることが出来ます。ここの改造はこの作品の中でもトップクラスの改造になっています。作りは非常に単純そのものなんですがね・・・
ちなみにこのボールジョイントも買ってきたものです。ちょっと大きな模型店にいけば120円〜150円くらいで売っています。でもデパートとかには無いかと・・・

接続部改造した結果、こんなポージングも可能に!!・・・って、分かりにくいですね。いちおう怒り肩で100mmマシンガンを構えているんですが・・・。うむ。よく分かりません(汗

コンテスト出品時はこんなものも装備していました。
何かのアクションドールのアサルトライフルです。
単品物を買ったのですが1000円もしました。いや・・・プラモ本体より高いです。
でも、このディテールの細かさに惹かれて買ってしまいました(^^
なかなかサマになっていると思うんですがどうでしょう?
ちなみに「重装備型」というだけあって、当時はもっとゴチャゴチャしていました。
180mmキャノンやビームライフル、ミサイルランチャーは増設されたパックパックに”鎖”でくくられていたり、
右手には100mmマシンガンでなくオリジナルの2連装ガトリング砲を持っていたり・・・
とまさに「重装備型」していました。しかし、それらの装備も別機体への流用や破損などによりどんどん部欠落し・・いまではこのような姿に・・。
当時は頭部ブレードアンテナもちゃんと2本あった・・・。
嗚呼、当時の姿を写真にとっておくんだったと嘆く今日この頃・・・(謎

ターミネーター的両手撃ち・・・なんちって(^^;




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